軽く人生の紹介
初めて結婚したのは23歳の時でした。
暴力にまみれて育った私にとって、温かい家庭は夢のように憧れで、優しくも厳しい母親になっている私のイメージは何よりも生きる希望になっていました。
そんな中、事情があり子供ができないかもしれないという苦しみと、私が母親になっていいのかという葛藤が続いていました。
優しい夫に素直になれない自分への嫌悪。
そんな折、26歳の時に(主に)私の心の病が原因で離婚に至りました。
病気が寛解しつつある今は、連絡を取り合うこともあります。
復縁の話も出ています。
だけど。
家庭環境が複雑であっても、外に居場所を作れる人がたくさんいます。
私にはそんな器用さもなければ、対人関係能力の高さも無かった。
だから作り笑いしかできませんでした。
私は男の人がとても怖かったです。
というのも、主に兄から暴力を受けていたからでしょうか。
だけど、彼には彼の苦しみがあった。
だから、彼が私に暴力を振るうことで、兄の苦しみが軽減されたならそんなに、悪いことではなかったのかもしれません。
離婚してからは躁鬱病(双極性障害)でいう躁の状態が続いていたように思います。
離婚後新しくできた友人に、「結婚していたときがあるの?」と問われたことがあります。
私はその時離婚の傷が癒えておらず、YESということができなかった。
それがいまでも心残りで、早く直接会って話したい気持ちが消えません。
ごめんね。早く会いたいです。
私は心の病があり、離婚歴があります。
なので、結婚願望もなければ出産願望もありません。
離婚した年齢が、適齢期にさしかかる微妙な年齢だったこともあり、多くの人に結婚は?と聞かれました。
Facebookで繋がっている人たちにはせめて、本当の気持ちを知ってもらいたい。
そんな自己満足からの自分語り。
それから、私と同じ人達への、一人じゃないよのメッセージという自己満足。
それだけです。
私より苦しんでいる人はごまんといる。
その中で明るく笑顔を絶やさない人がごまんといる。
だけど、苦しみも幸せも、誰にも計れない。
そして、比べることはできない。
十人十色というありきたりな表現で。
支えてくれる人に感謝をこめて。